壁用マテリアルの出力事例
壁用マテリアルの出力事例です。
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【壁】階段のシート装飾 製作・施工事例
- 素材・媒体
- 屋外中期用白塩ビシート+マットラミ
- 出力機
- Mimaki JV300
- 納期
- 1週間
- サイズ
- H180mm×W1100mm ×20段
- 参考価格
- 非公開
施設へと続く階段の蹴込(けこみ)部分に、サイン用途でシートを貼りました。デザインはクライアントより完全データを支給いただきました。階段を登る人の気持ちを華やかにしてくれるようなデザインですよね。
当社はシート製作・貼り付け施工までを担当させていただきました。
クライアント課題・当社からの提案
階段装飾のご依頼を賜りました。階段に装飾を施すことで、建物や空間の美学的価値を高めることができます。装飾的な要素やデザインは、建物全体のスタイルやテーマ性に合わせて、個性的で美しい雰囲気を演出するのに役立ちます。
シートを貼る場所は、階段の蹴込(けこみ)と呼ばれる“立ち上がり”の部分です。この部分は、階段を正面から見たときに視線と相対する場所ですので、ここを装飾又はサイン・看板媒体として利用するパターンは多く見られます。ある種誘導サインにもなり、階段を利用した特殊な掲出方法ですので、インパクトをもって訴求することができます。
シートの選定に関して、階段の所有者はクライアントと異なり撤去時には原状復帰が求められるため、将来的に剥がすことを前提とし、再剥離性(※)を有するという面で、今回のシート製品を採用いただいております。
※ここでの「再剥離性」とは、“1年以内にフィルムを剥がした場合に粘着剤がほとんど残らない”ということを指します。あくまで目安であり、1年以内なら必ず剥がせる…といった期間の保証をするものではありません。他のフィルム商品に比べ剥離した際の糊が貼り付け基材に残りにくい、という解釈です。また、貼り付け基材・設置条件等によっても再剥離の有効性は異なります。
製品について
シートは、①インクジェット作画フィルムと②マット(艶消し)ラミネートを組み合わせたものです。貼り付け部分が平面かつ平滑だったため、中期用屋外看板にも使用されるような白塩ビシートにて製作しております。
インクジェット出力機で出力した後、カッティングマシーン(ZUND G3)でカットしています。
①のインクジェット作画フィルムは、平滑面だけではなく3次曲面にも貼ることのできるような汎用性の高い素材を使用しており、②のラミネートと組み合わせることで屋外対候性5年を有します。(※ただし、目安であり保証値ではありません)
インクジェット作画フィルムの表面は、視認性を重視する上では多くの場合マット(艶消し)ラミネートが採用されます。グロスラミネートの場合、日光や照明を反射し、意匠の内容が見えにくくなってしまうためです。
仕上がりは貼り付け部分(蹴込)のサイズぴったりにカットし、現場ではサイズ調整不要(微調整は除く)で蹴込部分に貼るだけでよい状態で製作しています。
施工について
夜間作業でした。他のシート装飾含め、2名の職人にて搬入~撤退まで4時間程度で作業終了しています。
お問い合わせ
当サイト「出力屋さん」を通して、インクジェット出力による製作や施工を承ります。
弊社ではお客様のご要望等を踏まえ、あらゆるフィルム・製作方法の中から最適な仕様を提案することができます。
下記フォームよりお気軽にお問い合わせください。
お問い合わせフォーム
※見積り作成は基本的に無料です。(現地調査にて特殊機械等を使用したり、全国複数箇所での現地調査実施等の場合は別途費用を頂く可能性がございます。詳しくはお問い合わせください。
お問い合わせ例:
「インクジェット出力を利用して、●●を製作したい。製作仕様の相談から見積りまでお願いしたい。」
「店舗装飾のため、看板やPOP含め、出力屋さんで対応してもらえる印刷サービスが知りたい。」…
など、お客さまのお知りになりたいこと・情報をお寄せください。
適宜必要事項をヒアリングさせていただき、スキルとノウハウをもってスムーズに課題解決までご支援いたします。