車両用マテリアルの出力事例
車両用マテリアルの出力事例です。
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【車両】フルラッピング 車両用シート カーラッピング 軽自動車
- 素材・媒体
- (ボディー)車両用 糊付き白シート グロス(艶有)ラミネート 屋外耐候性5年 二次・三次曲面対応 オリジナル印刷可 易施工性 / (窓)窓ガラス用(外貼り・内貼り) 糊付き透明シート グロス(艶有)ラミネート 屋外耐候性短中期 オリジナル印刷可 白インク選択可
- 出力機
- JV300
- 納期
- 2週間
- サイズ
- 約10㎡
- 参考価格
- 非公開(シート製作費の目安は上記「素材・媒体」に貼ったリンクをご確認ください)
軽自動車のカーラッピング(全面・フルラッピング)を行いました。シート製作から貼り付け施工までを当社が担当しました。
自社車両のラッピングの料金目安等はこちら
■クライアント課題・当社からの提案
クライアントがパン屋さんの新規店舗を開業するにあたり、広告の一種として社用カーをラッピングしたいということでお話をいただきました。
車両に店舗名等が載ったシートを施すことによって、車両が屋外における広告塔となります。
車両広告、特に社用車等のラッピング広告が他の屋外看板と大きく異なる点は、“動”き、“広告訴求エリアが限定されない”という点。
例えばファサードサインや野立て看板、他に動的なバス広告や電車車体広告等は、その“地・エリア”を通る(利用する)方々に向けて訴求能力を発揮しますが、車両広告の場合は自ら走行・訴求エリアを選びに行くことが可能です。
また、訴求エリアを意図せずとも、営業先、材料仕入先などへの往復・回遊により、自然と広告への関連度の高い方々への訴求が期待できます。
主なデメリットとして、フルラッピングによる車両広告は、細かな曲面にシートを追従させるラッピング施工技術が必要になってくること等により、初期費用が高くなりがちです。それでも街中ではラッピング車両の比率は高くありませんし、他媒体に比べ屋外広告においてはインパクトをもって訴求することができます。
なお、車両広告を実施する際は、他の屋外広告と同様「屋外広告物条例」において申請が必要な場合がございます。実施を検討される場合、出来る限り確認しておくことをおすすめします。
関連用語:
屋外広告物条例
■製品について
ボディーと窓面とでシート材料が異なります。
ボディーはプリントメディアとして車両用の白塩ビシート+車両用のグロスラミネート、窓面はプリントメディアとして透明シート(白インク有)+グロスラミネート、という組み合わせで製作しています。
特にボディー用に使用したラミネートについては、塩ビ製のため、樹脂素材のラミネートと比べた際柔軟性があり、当社としては車両ラッピング用途としてよく使用しているラミネートです。屋外対候性(対UV、対色褪せなど)はメーカー最高レベルです。
■施工について
3人工にて半日程度の作業時間でした。屋根有の屋外にて作業。基本的には位置合わせをしてスキージーで順番に貼り込んでいきます。車体におけるカーブ部分などにおいては、局所的にヒートガン(業務用ドライヤー)を使い、シートに加熱をしながら作業を進めています。