非電飾看板の出力事例
非電飾看板の出力事例です。
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【非電飾看板】誘導案内を兼ねた看板製作・施工事例
- 素材・媒体
- アルミ複合板+塩ビシート+ラミネート
- 出力機
- JV33
- 納期
- データ入稿~施工まで約2週間
- サイズ
- 約1200×1300mm ×2面
- 参考価格
- 看板製作費\20,000+施工費\35,000
誘導を兼ねた施設看板の製作を行いました。デザイン製作・サイン製作・取り付け施工まで、全て当社一貫にて対応しております。
■クライアント紹介
東京都は練馬区、西武池袋線大泉学園駅より徒歩一分の場所に位置する内科・心療内科様です。
■クライアント課題・当社からの提案
クリニック開業にあたり、施設内外のサイン製作のご依頼を頂きました。この記事は屋外に設置した誘導サインについての記述になります。
クライアント施設は、西武池袋線・大泉学園駅南口を出て左手に進んだ、道路沿いのテナントビル2F部分に位置しています。テナントビルが2つの道路に挟まれて(面して)いるロケーションかつ、施設への出入口(へ続く階段)が1つの道路沿いにしか無い環境であったため、出入口の無い方の道路に向けて誘導案内サインの設置を検討されていました。
設置希望場所はベランダのフェンス部分。看板は屋外出しっぱなしを前提とし、5年を目安とした長期対候性を持たせるため、アルミ複合板+長期対候性を有するシートでの製作を提案させていただきました。
デザインに関しては、看板を目にした人が素早く視覚的に入口を理解できることを意識し制作しました。インターネットで地図を確認してから向かった場合も、全ての人が入口までどんぴしゃりで向かうことが出来るわけではありません。こちらの看板デザインで、利用者を漏れなく施設へ誘導します。
関連用語:
アルポリック複合板(アルミ複合板)
■製品について
看板基材となるアルミ複合板は、インクジェット出力で非電飾看板を作るならコレ!といっても過言ではないほど、一般的に広く使われている素材。鉄板のように硬く丈夫である一方、軽量で扱いやすく、屋外使用の場合でも経年による反りがほぼ見られないことが特徴です。
アルミ複合板に貼り込んだシートは、屋外長期用塩ビフィルム+ラミネートの組み合わせて製作したもの。オリジナルデザインをフィルムに印刷し、その上からラミネートをかけています。
屋外用塩ビフィルムは使用用途・期間によって値段も質も異なります。数週間~6ヶ月など短期使用のサイン(駅看板など)の場合、その期間に合わせ短期用フィルムを採用しますが、今回のように施設サインは基本的に長期使用が前提なので、メーカートップクラスの高品質な塩ビシートを採用しました。
必要であれば、指定素材、指定インクの組み合わせで製作した場合に得られるメーカー保証の申請も可能です。
■施工について
ベランダより2人工で作業しています。ベランダの柵に強力な両面テープを貼り込み、その上から看板を設置しています。
※今案件の看板は、2013年に設置されたものです。2015年の屋外看板落下事故を受け、安全性を考慮し、看板に穴を開け、アルミ製の結束バンドを使い看板自体をフェンス自体に取り付ける作業を後に行っております。現在、アルミ複合板製の看板を人命事故に繋がるロケーションにおいて両面テープのみで設置することはありません。
参考外部リンク:
設置30年の老朽看板、目視点検のみ 札幌の事故(日本経済新聞)