ガラス用マテリアルの出力事例
ガラス用マテリアルの出力事例です。
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【ガラス】ガラス用シート フォグラス 店頭サイン ガラス装飾 事例
- 素材・媒体
- ①ガラス上部:ガラス外貼り用白塩ビシート/②ガラス下部:フォグラス(すりガラス調シート)
- 出力機
- JV300
- 納期
- 1週間
- サイズ
- ①計H500×W5000mm/②計H900×W5000mm
- 参考価格
- シート製作費①\35,000+②25,000+施工費\35,000
クライアントが所有される建物のエントランスガラス部分に貼るシートを製作・施工しました。ロゴデザインはクライアント支給ですが、印刷デザイン作成~シート製作~施工まで当社一貫にて行っております。
■クライアント紹介
クライアントは衛生陶器・住宅設備機器などを取り扱う大手メーカーの工事代理店です。千歳烏山エリアを中心に、快適な暮らしに欠かせない、トイレや洗面化粧台といった水回りの工事・リフォームを得意とされています。
■クライアント課題
店頭看板の機能を含めた、エントランス部分の目隠し用シート貼りを検討されていました。店舗入り口が全面ガラス貼りなので、室内で商談されるお客様が外から丸見えにならないよう最低限のプライバシー確保が出来ることを大前提に、シートを貼ることで光を完全に遮断して室内が見えなくなるという事は無いようにしたい、とのことでした。
■製品について
①ガラス扉上部はガラス外貼り用白塩ビシート、②ガラス扉下部にはすりガラス調のシートを貼り込んでいます。①は店頭看板の役割もあるので、ロゴの青色の校正はこだわりました。(店舗パンフレットの青色をカラーターゲットに、Adobeフォトショップ上でCMYK値を調整し色校正しています)インクジェット作画フィルムにデザインを出力し、その上からUVカット効果のあるマットラミをかけたシート構造です。②については、中川ケミカル製のフォグラスというシート製品をサイズカットして現場にて貼り込んでいます。(インクジェット出力は無し)
■施工について
ガラスサインは多くの場合、ガラスのサイズにぴったりのシートを製作するのではなく、4辺のうち2辺に”のばし”と呼ばれるシートの余剰部分を作って製作されます。施工人によって方法はまちまちですが、多くの場合ガラスにぴったりと貼り込むためにこの”のばし”の部分でサイズ調整します。今回の場合、①も②も”のばし”部分を20mmずつにしてシート作成し、各シート左上から位置合わせをし、右下に向かって貼り込んでいます。今回は各シートサイズが1㎡前後と大きいため、水貼りにて作業しています。水を使わずそのまま貼りつけるドライ施工も可能ですが、水貼りの方ですと位置合わせが容易、すなわち施工時間の短縮にもつながります。また、気泡が入った際は水貼りの方が気づきやすいという利点もあります。
①はガラス全面貼りではなく中央部分のみの貼り込みなので、上下貼らない部分の高さを定規で図って統一し、平行器を使いながら位置決めをし、貼り込みました。1人工にて作業時間は2時間程度でした。