ガラス用マテリアルの出力事例
ガラス用マテリアルの出力事例です。
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【ガラス】透明シート 切り文字風 白インク 店頭サイン 製作施工事例
- 素材・媒体
- 窓ガラス用(外貼り・内貼り) 糊付き透明シート グロス(艶有)ラミネート 屋外対候性短中期 オリジナル印刷可 白インク選択可
- 出力機
- JV300
- 納期
- データ支給~納品まで約1週間
- サイズ
- 計3㎡以下
- 参考価格
- 非公開
ガラス張りの店舗に、インクジェット出力した透明シートを貼り付け施工しました。デザインはクライアントより完全支給、当社はシート製作と施工を担当させていただきました。
■クライアント課題・当社からの提案
新店舗開業に伴い、ガラス面にサイン用途でシートを貼りたい ということでお話をいただきました。
店舗は港区麻布十番にあり、麻布十番駅から徒歩5分という立地。店舗正面は車通りも人通りも活発な麻布通りに面しています。今回のガラスサインは、来店されるお客様の目印になることはもちろん、通り沿いを歩く人々へのサービス周知の役割も担っています。
ガラス張りであることにより、外から店内を確認することができるため、一般的には入店の心理的ハードルを下げることができると言われています。そんなガラス張りの特徴を活かすために、クライアントはインクジェット出力する部分を除き基本的に透明であるシートをご所望でした。
今回ご提案したシートは、優れた透明度が特徴の粘着シート。基本的に再剥離不可の恒久接着で、多くはサイン用途で使用されています。今回のデザインには〝店舗名〟に加え〝営業日・時間〟や〝電話番号〟を載せているため、視認性を確保するために出力の際「白インク」を使用することを提案し、採用いただいております。
視認性UPの目的以外にも、透明シートに「白色」を出力したい場合は「白インク」が必要になります。
関連用語:
白インク
ちなみに…
今回、色数が5色以下でそれぞれベタ色のため(グラデーションなどの色彩表現がないため)、〝カラードフィルムを切り文字加工し組み合わせる〟という製作方法でも可能ではありましたが、コスト面や美観維持のしにくさの面で採用には至りませんでした。
切り文字シートの代替案として、〝透明シートに切り文字風印刷〟を提案させていただくことが多々あります。
■製品について
先述した「透明シート」を使用しています。素材分解すると、透明シートに白インク+CMYKインクでデザインを印刷(出力)し、その上からグロスラミネートを貼り合わせた構造です。
グロスラミネートを採用した背景には、マットラミネートを使用すると透明度が低下し透明シートの特徴が生かされないという点にあります。
■施工について
晴れた午前に施工をしました。1人工にて2~3時間強程度の作業時間でした。
シートは水貼りで施工しています。貼り付け面に洗剤水を霧吹きで十分ふきかけてから、位置合わせをし、気泡を抜きながらスキージーで丁寧に貼り込みました。ガラス面への施工は裏側から見たときに気泡が目立ちやすいこともあり、慎重に作業を進めていきます。