ガラス用マテリアルの出力事例
ガラス用マテリアルの出力事例です。
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【ガラス】屋内 ガラス装飾 オフィス内装
- 素材・媒体
- 糊付きIJシート(透明)
- 出力機
- 非公開
- 納期
- 2週間
- サイズ
- H1345×W5599mm(合計)
- 参考価格
- 非公開
某オフィス内の室内ガラスをシート装飾しました。デザイン制作・仕様策定はクライアントに実施いただいております。シート製作から施工までを当社が担当させていただきました。
■クライアント課題・当社からの提案
お客様のオフィス装飾を行うにあたり、ドアとガラスのシート製作及び施工のご依頼をいただきました。こちらの記事では、前者の“ガラス装飾”について言及しています。
ガラスは事務所とフリースペースの間仕切りの一部として使用されており、今回はこちらにシート施工を行いました。
シートを貼り付けるパーテーションの素材は透明のアクリル製で、表面が “平滑・平面” 。この貼り付け基材の特徴に加え、屋内かつ貼り換え予定無しを想定した上でシート選定を行いました。
透明シートに印刷する場合、白インクの使用有無を選択することができますが、今回は白インクを使用しないことで、半透明な意匠の仕上がりとなりました。
この仕様は印刷された内容の視認性が低くなるものの、空間における圧迫感を軽減する等のメリットがあります。
関連用語:(下記リンク先にて、白インク有り・無しの見え方の違いを確認することができます。)
白インク
■製品について
透明の糊付きシートににデザインをインクジェット出力し、その上からグロス(艶あり)ラミネートを貼り合わせた二層シートです。各サイズ分割無しの一枚もので製作しました。白インクは使用しておりませんので、半透明の仕上がりになっております。
透明シートの特徴、料金の目安等は、下記ページを参照ください。
窓ガラス用(外貼り・内貼り) 糊付き透明シート グロス(艶有)ラミネート 屋外耐候性短中期 オリジナル印刷可 白インク選択可
■施工について
日中作業で、2人工にておよそ半日程度の作業時間でした。(ガラス施工のほか、ドア施工の作業時間も含む)水貼りにて施工しています。施工工程としては下記のような流れでした。
1. 貼る面を清掃し(ホコリ等の除去)、貼る面全体に霧吹きで水をふきかけます。
2. シート上辺を養生テープでガラス上部に留め、シートの位置を決める(仮留め)。※この工程は省略する場合があります。
3. 2の工程で位置が決まったら、シート上部の剥離紙を3~5cmほど剥がし、剥がした部分のシートをガラスに貼り込む。これで貼り込みの本位置が決まります。
3. 剥離紙を剥がしながら、スキージーを使い下に向かってシートをガラスに貼り込んでいきます。シワになったり斜めにならないよう丁寧に作業します。
関連用語:
水貼り施工スキージー