ガラス用マテリアルの出力事例
ガラス用マテリアルの出力事例です。
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【ガラス】ガラス用シート 店頭サイン 外貼り仕様 白インク有
- 素材・媒体
- 上部: サイン用途 糊付き白シート マット(艶無)ラミネート 屋外対候性5年 二次・三次曲面対応 オリジナル印刷可 裏面が白色(粘着剤)/下部: 窓ガラス用(外貼り・内貼り) 糊付き透明シート グロス(艶有)ラミネート 屋外対候性短中期 オリジナル印刷可 白インク選択可
- 出力機
- JV300
- 納期
- 1週間
- サイズ
- 上部:H700×W1400mm/下部:H300×W1400mm
- 参考価格
- <製作費>上部¥9,200/下部\13,300 <施工費>¥35,000
建物エントランスのガラスに、オリジナルデザインのシートを貼りました。デザインはクライアントより完全支給、当社はシート製作と施工を担当させていただきました。
■クライアント紹介
琉球伝統工芸館 fuzo (宝蔵)様は、沖縄県の「工芸・ファッション産業宣伝普及事業」として、沖縄伝統工芸品や物産を周知するために東京都は銀座に開設された店舗様です。
■クライアント課題・当社からの提案
店舗の開業にあたり、テナントビルのガラス部分にサイン(看板)を設置したいということで、ご相談をいただきました。
店舗は東京メトロ有楽町線銀座一丁目駅3番出口目の前にあり、JR有楽町駅や東京駅にも程近い場所にあります。
テナントビルのガラスをサイン媒体とすることによって、ビルの付近を往来する人々への訴求はもちろんのこと、店舗が集合エントランスを通った先の地下一階にあることから、来店されたお客様にとって分かりやすい目印となりえます。
ガラス面をサイン媒体として活用するにあたり、お客様からのご要望を踏まえ、ガラスの外側に貼るシートとして最適なフィルムとラミネートの組み合わせを2種類ご提案いたしました。
デザイン上部と下部でシートの素材が異なります。上部は太陽光等で反射しないよう表面マット、下部はデザイン的に切り文字風をご所望でしたので、透明フィルムに白インクを使用して印刷しております。
■製品について
・デザイン上部(「琉球伝統工芸館 fuzo 地下一階→」部分)
インクジェット作画媒体として中期(屋外対候性3~5年目安)屋外看板用白塩ビシート、その上から長期屋外用高級ラミネート(マット・艶消し)を貼り合わせた構造です。
フィルムは裏面(粘着面)が白色。インクジェット作画媒体の塩ビシート群の粘着面はグレー色であることがほとんどであるという点で、やや珍しいフィルムです。裏が白であることにより、店舗の内側から見た際、グレー色よりも美観として優れています。ラミネートは、施設内の照明に反射しないよう屋外長期用高級マットラミを使用しています。
こちらの組み合わせのシートは、メーカー測定値により屋外対候性5年を有するとされています(保証値ではありません)。
・デザイン下部
超透明塩ビフィルムにインクジェット出力しています。CMYKインクで作画した層の下に白インクを敷いています。こうすることで、CMYKインク層を透過させず、デザインをくっきりと見せ可視性を上げることができます。細かいデザインを切り文字で表現したい場合の代替案(シート)としても使われます。最表層にかけたラミネートはグロス(艶無し)ラミ。インクが載っていない部分について、シートを貼ることでガラスの透明度を下げないよう、あえてマットではなくグロスを使用します。
■施工について
シートはいずれも水貼りで施工しました。貼り付け面に洗剤水を霧吹きで十分ふきかけてから、位置合わせをし、気泡を抜きながらスキージーで丁寧に貼り込みました。ガラス面への施工は裏側から見たときに気泡が目立ちやすいこともあり、慎重に作業を進めていきます。1人工にて3時間強程度の作業時間でした。