ガラス用マテリアルの出力事例
ガラス用マテリアルの出力事例です。
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【ガラス】ガラス什器装飾 透明シート印刷 マットラミ 京都
- 素材・媒体
- スモークフィルム+ガラス用透明インクジェットシート
- 出力機
- EPSON SC-80650
- 納期
- 1週間
- サイズ
- H1870×W1200mm
- 参考価格
- 非公開
ガラス製什器の一部にオリジナルデザインのシートを貼りました。デザインはクライアントより完全データを支給いただき、当社はシート製作と施工を担当させていただきました。
■クライアント紹介
株式会社ヌーヴ・エイ様は、腕時計などのリストウェア事業、眼鏡などのアイウェア事業等を中心に事業展開されております。2001年から事業を開始し、現在店舗数は北海道から九州エリアにかけて119店舗を誇ります。顧客の「ありがとう」と「笑顔」のため、購買体験の最大化と顧客満足度に重きを置き、今なお成長し続ける企業様です。
■クライアント課題・当社からの提案
店舗内に設置する、商品を陳列するためのガラス什器(背面)へのシート装飾をご依頼いただきました。什器にオリジナルデザインのシート装飾を施すことで、店舗の雰囲気づくりに繋げることができます。
お客様からは、白塩ビシート製ではなく透過するシートでの製作を希望いただいていたため、ご意向に沿う形でインクジェットシートの提案し、採用いただきました。
通常、“透過”をご希望であれば、透明シート+透明ラミネートの組み合わせとなりますが、店舗の落ち着いた雰囲気に沿うよう、擦りガラス(スモークガラス)調のフィルムと透明のインクジェットフィルムを組み合わせました。什器の下部には什器内部の壁面に当てるための間接照明が設置されており、照明を付けるとすりガラス調フィルムがその光を和らげ、厳かであったり上品な雰囲気を演出することができます。
半透過フィルムを採用することにより、店舗内での圧迫感を軽減し、空間を広く感じることができます。白塩ビシートに比べると印刷内容の訴求効果は控えめですが、今回のように使い方次第で特別な存在感を放つことができます。
■製品について
擦りガラス(スモークガラス)調のフィルム+透明のインクジェットフィルム+マットラミを組み合わた3層のシートです。糊付きの透明シートにデザインをインクジェット出力し、その上にマットラミをかけ、最後に最下層部にあたる部分に糊付きのすりガラス調フィルムを貼り合わせた構造です。
什器に対し“外貼り”を想定した仕様で製作しました。サイズ的にシートの分割は無く、1枚ものです。
■施工について
商業施設全体の閉店後に作業を行っております。他のシート装飾も含め、2人工にて2時間強程度の作業時間でした。
什器へのシート貼りは水貼りで施工しました。貼り付け面に洗剤水を霧吹きで十分ふきかけてから、位置合わせをし、気泡を抜きながらスキージーで丁寧に貼り込みました。ガラス面への施工は裏側から見たときに気泡が目立ちやすいこともあり、慎重に作業を進めていきます。