壁用マテリアルの出力事例
壁用マテリアルの出力事例です。
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【壁】倉庫壁面サイン シート製作・施工事例┃千葉県市川市
- 素材・媒体
- 非公開
- 出力機
- 非公開
- 納期
- ≒2週間
- サイズ
- H5700mm×W9878mm
- 参考価格
- 非公開
倉庫の壁面に設置するロゴサインの製作・施工を行いました。シート製作・貼り付け施工まで当社にて一貫で行っております。
今回のお客様は、DesignFuture Japan株式会社 様。
米国でプロデザイナーから高い支持を得ているITサービスを日本で初めて導入・運用されている企業様です。建築士&デザイナーが建材マテリアルを探して取り寄せるためのマーケットプレイス「Material Bank® Japan」を展開されています。
materialbank.jp
■クライアント課題・当社からの提案
クライアントより、倉庫壁面へロゴサイン設置のご依頼をいただきました。
事前にご挨拶を兼ねた現地調査に伺い、サイン設置箇所のサイズの計測・壁面の素材確認・施工時の作業環境の確認をしました。
その際、サインを設置予定の壁面素材が“無垢のプラスターボード”であることが判明したのですが、この壁面の場合あらゆる糊付き塩ビシートが貼付困難で、プライマーを使用しても液剤が壁面に吸収され無力化してしまうため、一時的に貼れたとしても短期間で剥がれる可能性がありました。
(本来であれば、基材との相性が良く糊付きの意匠シートをそのまま壁面に貼ることが出来れば、作業工数も少なく理想的なのですが…)
「長期間サインの美観を保つことができる」ことの確実性の高さを優先した結果、糊付きシート直貼りの代替案として、アルミ複合板をベース板に設け、その上から意匠シートを貼りこむ仕様を採用いただきました。
また、意匠シートと壁面の間にアルミ複合板(ベース)を設けることで、元々のプラスターボード同士の目地を隠すことができるため、見た目がフラットできれいなサインに仕上がります。
▲デザインカンプ
今回、制作にあたっては、ロゴデータを頂き、文字の位置と大きさに注意しながらバランスよく仕上がるよう心掛けました。各色はお客様からご指定いただいた内容を反映しております。
■製品
アルミ複合板+屋外用インクジェット出力シート+マットラミにて製作しました。インクジェット出力に関しては、ベタ部分の多い意匠なので、印刷時に色のムラが起こらないよう出力スピードやインク濃度に気を配りながら出力しました。
巨大サイズですので、デザインを縦に8分割して製作しています。
参考素材・参考価格
屋内外 非粘着パネル アルミ複合板製 グロス(艶有)ラミネート 屋外耐候性6年 オリジナル印刷可 屋外耐候性保証申請可能
■施工
・施工場所 :千葉県市川市
・作業時間帯:8時~17時
・作業人数 :1日目6名 → 2日目4名
・使用重機 :アップリフト2台
・施工手順
1) 両面テープとコーキングでアルミ複合板を壁面に設置。下から上に向かって順に丁寧に設置していきます。高所にはアップリフトを使用します。
2) アルミ複合板を全て設置し終えたら板の表面の保護フィルムをそれぞれ剥がし、継ぎ目部分などにプライマー処理を施します。
3) 2)で表面を整えてから、アップリフトを用いて上辺から意匠シートを貼りこんでいきます。1枚が長いので、途中で位置がずれたりしないよう慎重に貼りこんでいきます。
4) 完成!
▲施工の様子①:下から順にアルミ複合板を設置していきます。
▲施工の様子②:アップリフトを使用し、意匠シートをアルミ複合板に貼っていきます。
▲施工の様子➂:サイン施工終了。