床(フロア)用マテリアルの出力事例
床(フロア)用マテリアルの出力事例です。
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【床】床面シート フロアシート 注意喚起サイン 進入禁止 オリジナルデザイン
- 素材・媒体
- 屋外長期用塩ビシート+フロア用ラミネート
- 出力機
- EPSON SC-80650
- 納期
- 3日
- サイズ
- H500×W1000mm
- 参考価格
- シート製作費\21,680
<番外編>当社高円寺の工場入口のフロアに、注意喚起用のフロアサインを設置しました。価格の表記は、オリジナルデザインで印刷した場合の想定見積額になります。なお、デザインは当社工場のデザイナーが製作したものです。
■製作背景
当社は公開前のクライアント機密情報を取り扱っていることから、定期的に情報漏洩リスクについて国際基準アセスメントを受けるISMSに加入しております。そのため、生産工場といった実地・オフラインにおいても情報漏洩のリスクを最小化する義務があり、こちらのフロアサインはリスク対策の一環です。宅配業者や当社クライアントといった訪問者が工場建物に入る際、機密情報を取り扱うエリアに立ち入らないよう、注意喚起を促すものです。今回、貼ってから3年以上経過したフロアシートのラミネートがすり減ってしまい、デザインの文字の視認性が少し下がってしまったことから貼り換えを行いました。
関連リンク:
床 ISMS(外部リンク)
■製品について
今回、インクジェット作画フィルムには3M製のコントロールタック、ラミネートには同じく3M製のフロア用ラミネートフィルムを組み合わせた素材構造となっています。フロアシートは当社においては短期駅広告用として取り扱うことが多く、タイル地や表面の凸凹にも追従するよう、コンフォーマブルフィルムを採用することが社内では定石です。今回の場合、「平日1日に約50~100回の往復が想定される」という環境下であることと、「床面がPタイル素材(表面には細かなザラザラあり)」であったため、こちらの組み合わせを採用しました。前回も同様の素材で製作し、メーカーの記述によると耐久性は最長でも12カ月とされていますが、少なくとも当社工場の環境下においては3年以上貼り換え無しでOKでした。ラミネートにはフロア用に開発された素材を使用していますが、床で3年もった背景には、こちらのラミネートによる功績が大きいのではないかと感じます。
■施工について
まず既存のシートを剥がす作業から。コントロールタックは機能上再剥離性を有することもあり、貼ってから3年経ちましたがゆっくりと剥がすことで糊残りもほぼなく、スムーズに剥がすことができました。(糊残りがある場合は、ヒシコートやアルコール等の薬剤を使ってきれいに落とします。)床の貼り付け表面がきれいになったら、シート上部を剥離紙から少し剥がし、その剥がした部分を最初に貼ることで位置合わせをします。あとは、スキージーを使い下に向かってシートを貼り、完成です。