ガラス用マテリアルの出力事例
ガラス用マテリアルの出力事例です。
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【ガラス】窓シート エントランス装飾 ウインドウ用 切文字加工 形状カット
- 素材・媒体
- サイン用途 糊付き白シート マット(艶無)ラミネート 屋外耐候性5年 二次・三次曲面対応 オリジナル印刷可 裏面が白色(粘着剤)
- 出力機
- JV300
- 納期
- 2週間
- サイズ
- H1850×W850mm ×2面
- 参考価格
- 非公開
クリニック様の建物正面にあるガラス壁面をシート装飾しました。デザイン制作~シート製作・貼り付け施工まで当社が担当しております。
■クライアント課題・当社からの提案
クリニック様の新規開業にあたり、建物正面ガラスのシート製作及び施工のご依頼をいただきました。
クリニックは東京都小平市、学園中央通り沿いにあります。ガラスをサイン媒体として情報を発信することで、通りを通る歩行者等に薬局であることを示唆することができます。近くに小児科内科があるので、病院利用者の目印にもなります。
シートを貼りつけるガラスは、網等が入っておらず、表面が “平滑・平面”のノーマルなガラスでした。この貼り付け基材の特徴に加え、屋外外貼り仕様想定かつ貼り換え予定無しを想定した上でシート選定を行いました。
選定したシートは裏表白色の糊付き塩ビシート。裏面(粘着面)が白色なので、屋内から見たときも見栄えが良く、ガラス用の白塩ビシートと言えばこちらのシートを選択することがほとんどです。屋外対候性5年ですので、屋外で長期的に使用する前提の場合におすすめしている商品です。
■製品について
裏表白色の糊付き塩ビシートにデザインをインクジェット出力し、その上からマット(艶なし)ラミネートを貼り合わせた二層シートです。このインクジェットメディアとラミネートの組み合わせを使用することで屋外対候性5年を有するとされています。(※目安であり、保証値ではありません。)
印刷したシートを形状カット→サイン以外の不要な部分をカストリ→上からアプリケーションをかけ→ダイカットして製品が完成です。
関連用語(内部リンク):
カストリ(ウィードカット)アプリケーション・シートダイカット(DC)
■施工について
日中作業で、2名の作業員にておよそ半日程度の作業時間でした。水貼りにて施工しています。施工工程としては下記のような流れでした。
1. 貼る面を清掃し(ホコリ等の除去)、貼る面全体に霧吹きで水をふきかけます。
2. シート上辺を養生テープでガラス上部に留め、シートの位置を決める(仮留め)。※この工程は省略する場合があります。
3. 2の工程で位置が決まったら、シート上部の剥離紙を3~5cmほど剥がし、剥がした部分のシートをガラスに貼り込む。これで貼り込みの本位置が決まります。
3. 剥離紙を剥がしながら、スキージーを使い下に向かってシートをガラスに貼り込んでいきます。シワになったり斜めにならないよう丁寧に作業します。
関連用語:
水貼り施工スキージー