ガラス用マテリアルの出力事例
ガラス用マテリアルの出力事例です。
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【ガラス】ガラス用シート すりガラス調シート フォグラス 白インク
- 素材・媒体
- ガラス前面:すりガラス調シート+グロスラミ/ガラス背面:透明塩ビシート
- 出力機
- JV300
- 納期
- データ入稿~施工まで約1週間
- サイズ
- 約W890×H1800mm ×4面
- 参考価格
- シート製作費\69,000+施工費\35,000
店舗建物のエントランスのガラス扉部分にシート施工をしました。デザインデータはクライアント支給、当社はシート製作と施工を行いました。
■クライアント紹介
株式会社安田屋様は、東京など関東圏を中心にパチンコホール「YASUDA」「やすだ」を23店舗展開されている企業様です。
■クライアント課題・当社からの提案
新店舗開業にあたり、エントランスのガラス扉部分に店頭サインとしてシートを貼付したいという旨でご相談いただきました。
一般的に、頻繁な顧客の出入りを前提とした店舗施設は、解放感をもたせるためエントランス部分にガラス等の透明素材が採用されるケースが多々あります。その一方、「外部からの視線が気になる」など店舗利用客のプライバシーの確保が課題にもなってきます。
店頭サインとしての広告効果とプライバシー確保を両立するため、素材として提案した後採用いただいたシートが、すりガラス調シートと透明塩ビシート(白インク使用)の組み合わせでした。
関連用語:
白インク
すりガラス調シートとインクジェット出力シートの組み合わせは、街中のガラスサインにおいてしばしば散見されます。(当社でも多々実績がございます)すりガラス調シートを貼ることで外から見た際建物内の光景をやんわりと遮断し、インクジェット出力したシートを貼ることで店頭サインとして店舗名を告知することができます。
■製品について
やや特殊なシートの組み合わせで製作しています。シート制作枚数は、ガラス4枚に対し計8枚。
いずれのガラスにも、背面に額縁デザインをインクジェット出力(白インク無し)した透明シートを全面に貼り込んでいます。前面に使用しているシートは、白インク有ですりガラスシートに直接印刷+グロスラミをかけたものです。なお、左右と真ん中2枚にはそれぞれぼかし度合いの異なるすりガラスシートを使用しています。
豆知識(?)となりますが、すりガラス調シートはそれ単体での使用を前提として開発された背景から、インクジェット出力作画媒体としてはあまり有名ではありません。(現在では正式にインクジェット作画媒体として販売されているすりガラス調シートは存在します。)
通常であれば背面にすりガラス調シート+前面にインクジェット出力シートという構成が一般的ですが、今回は背面全体に透明インクジェットシートを貼っているので、それに合わせて前面はインクジェット出力したすりガラス調シートにて採用となりました。
■施工について
2人工にて半日作業でした。全て水貼りで施工しています。